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22/05/2009 17.43.14



教皇、ブルガリアとマケドニアの両大統領と会見、聖チリロ・聖メトジオを記念






教皇ベネディクト16世は、22日、ブルガリア共和国のゲオルギ・パルヴァノフ大統領と、マケドニア旧ユーゴスラビア共和国のゲオルギ・イワノフ大統領両大統領と相次いで会見された。

両大統領のローマ訪問は、両国で5月24日記念される聖チリロ(キュリロス)と聖メトジオ(メトディウス)の祝日を機に行われたもの。

聖チリロ隠世修道者・聖メトジオ司教の兄弟は、東欧に広く福音を伝えたことから、「スラブ民族の使徒」と呼ばれている。また、キリスト教を通して東西のヨーロッパを結ぶ役割を果たした二人は、ヨーロッパの保護聖人でもある。

9世紀初頭のギリシャ・テサロニケに生まれた同兄弟は、そろってモラヴィア(現在のチェコ東部)への宣教に派遣された。チリロはスラブ語表記のためにグラゴル文字(後のキリル文字の原型)を考案、ギリシャ語の聖書等をスラブ語に翻訳し布教に役立てた。867年、教皇訪問のため兄弟はローマを訪れたが、869年、滞在中のローマでチリロは亡くなり、聖クレメンテ教会に葬られた。一方、モラヴィアに戻ったメトジオは司教となり、多くの苦難を乗り越え、宣教と司牧に尽力した。

ブルガリア、マケドニアの使節はこの時期にローマを訪れ、聖チリロの墓前で献花とミサを行うのが恒例となっている。

両国の大統領とそれぞれ会見された教皇は、聖チリロと聖メトジオがスラブの人々に残した精神的・社会的遺産と共に、両聖人の模範に従った数知れないキリスト者たちの証しを思い起こされた。

教皇は、ヨーロッパがその精神文化の源であるキリスト教的価値を大切にし、正義、自由、平和、連帯の社会の構築に貢献することを願われた。


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